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2017年2.3月号 vol.12

【編集長より】親の背中  

2017年02月03日 16:32 by howdys

 

親の背中  


子どもから大人になる、ということがどんなことなのか最近よく考えます。  

特に小学生くらいまでの子どもというものは、まるで白紙のキャンバスのようなもので、

周囲の大人の言うことを素直に正解と受け入れていきます。  

反抗期というのは、その大人が伝える正解と、

自分自身が成長していく上で実際に体験し感じたこと、

自分の周囲の大人以外の世界や考え方と

その「正解」の違いへの葛藤から生まれるのではないでしょうか。  

成人してしばらくすると、

自分の親の世界観はこう、あの人はこう、あの組織ではこう、と

それぞれの「正解」について

客観的に理解できるようになってきます。

できなければなかなか社会には適応できなくなってきます。

なぜならば社会というものは、

それぞれの立場や都合での「正解」をもとに

調和と強調のために向かっていかなければなりませんから。  

自らの視点だけで考えると、

すべての物事の本質は見えないままで終わります。  

子どもたちは成長段階で「正解」を必要としています。

その発達段階を助け、支え、時に厳しく律するのは大人たちの役割です。

ただ、小さい子に自分たちのエゴや都合で

本質からそれた「正解」を与え、

客観的に間違ったことでも押し付けてしまうことは

短期的には可能ですが、

それが反抗期を生み、

将来的な親子関係の根本的なもつれに発展します。  

親って大変だし、子育てって大変だし、教育って大変だなあ、

としみじみ思います。  

そしてさらに大変なことに、

この複雑な社会の中、

何が正解で何が正義かというのも

見る視点によって変わるので、

「正解」

というもの自体が何なのかわかりません。  

私も同様、

自分が正しいのか間違っているのかはわかりません。

私が正解だなどという傲慢な気持ちもゼロです。

ですが、

自分の置かれた環境と立場で、

自分がやらねばならぬこと、

正しいと信じること

をしっかりと行い、行動することが「正解」だと思っています。

そして言葉より行動、実際にやっていること、行動について

責任を持つことだと思っています。

いつ誰に聞かれても説明できる生き方と行動が真実だと思います。  

子どもに長い目で信頼されるには、

きちんと最終的に子どもに教えられることは、

よく言う

「親の背中」

ではないでしょうか。  

まちを良くし、子どもたちの夢と未来のためにできることは、

きちんと筋が通った生き方をする

「背中」

だと思い、これからも真摯に努力を続けていこうと思います。 

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