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2017年4・5月号 vol.13

【編集長より】みんなの夢  

2017年04月03日 22:52 by howdys
2017年04月03日 22:52 by howdys

 

みんなの夢  

この号が出る頃には終わっているWBCがとても盛り上がっています。
今日この記事を書いているのは準決勝、アメリカ戦の2日前。高校野球もセンバツが始まった頃です。
昔から高校野球もプロ野球もですが、スポーツを見るのが好きで、暇があればずっと見ていても良いのですが、最近は野球の方はペナントレースはあまり興味もわかず、クライマックスシリーズや日本シリーズの時になってやっと「見たい」と思うレベルになってしまいました。
 そんな私ですら、WBCは仕事が忙しくて全部は見れないものの、「見たい」という気持ちがわき起こっています。
 何が違いなのかと考えると、やはりトーナメント戦である緊張感がまず一つですし、それぞれの国を代表し背負って戦うという背景がまた良いですし、日本を代表するスーパースターたちが急造チームで世界一のために一丸となって戦う姿が良いのでしょう。
ペナントレースは選手の年俸評価はもちろん商業ベースですし、国を背負うのと球団という企業を背負うのでは受け止める側の感覚もちょっと違います。
 何かプロの選手版の高校野球を見ているような、必死さと緊張感が見る側の楽しみも増している気がします。
 その必死さと緊張感が感動も増します。
 これはスポーツに限らず、どんな世界でも一緒だなあ、と思います。
 チームとして一つの目標に向かって一丸となってみんなで必死に全力で緊張感を持ちながら協力しあいながら頑張ること。
それぞれがチームの勝利のために自分の能力を発揮しながら貢献したり、またある時は自己犠牲を払いながら他を助けること。
WBCを見ていても感じますが、自分のチームで4番を打つような選手が下位打線や代打で出たり、先発ピッチャーが中継ぎや抑えの役割を担ったりしながら、みんなで勝利を目指す姿が見る側にも訴えるものがあります。
 チームや組織は一人で動くものではないですから、監督やトップの意向が全員にとって一番良いかたちではないでしょうし、100%納得いくかたちもないでしょう。
でもそこで個々の都合やわがままを超えるレベルである「勝利」という目標があるから、チームはまとまり、前に進めるのでしょう。
それには監督やトップの人格が問われるのはもちろんですが、メンバーそれぞれの人間性も大切だと思います。WBCに出るような選手たちは人格の面でも優れているんだろうな、などと思いました。
 スポーツのチームだけでなく、会社もそうですし、大きな枠組みではまちも県も国も組織でありチームです。
家族も学校も部活もサークルも全て人間社会では一人の単位というのはありません。
共通の目標、目的のためにみんなで協力し、支え合う必要はどこにでもあるんだな、ということをWBCを見ながら思いました。
COMPANY43も頑張ります!

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