「その子にとっての正解」
唐突ですが…、人の生き方って様々ですよね…。
私は仕事を通じて、
このCOMPANY43を発行しながら出会う人たちや、子どもたち、
そして大学受験生の英語指導でかかわる高校生たち、
渡良瀬橋43のアイドルの子たち、
と様々な子どもたち、若者たちと、様々な関わっています。
それぞれが、それぞれの世界観と価値観の中で、
それぞれの夢と未来に向かって頑張っています。
どの子の思いも夢もその子にとっては大切ですし、正解です。
ですが、誰か1人にとっての正解が、別の人にあてはまるわけではありません。
優等生として立派に成功する子もいれば、
学校で浮いていて溶け込めないような子が、 偉大なミュージシャンとして数百万人に愛されるようになることもありますし、
勉強が全くできない子が スポーツ選手として大成功を収め、スーパースターになることもあるわけです。
どんな生き方も、それぞれが正解です。
つくづく思いますが、子どもを育てること、教育をすることって難しいですね。
世代的には偏差値教育が絶対だった時代に育った私なので、
もちろん学校教育での学業の大切さや、統制の必要性も感じます。
ですが、一方で個性を重んじ、多様性を尊重した上で、
その子にあったペースとカリキュラムの大切さもわかります。
「ゆとり教育」の議論も本質はそこにあって、
何を優先し、どこに比重を置くか、ということでしょう。
義務教育って本当に色々と考えなければならないことが多くて、
携わっている先生方は大変だな、と思います。
ただ、最近思うのは、やはり
「その子にとっての正解」
を一緒に探してあげること、
それを応援してあげることが本当に大切なんだと感じています。
どの子にもそれぞれ光り輝く何かと可能性があって、それが何なのか、
それを伸ばしてあげるために何ができるのか、
それが1度しかないその子の人生にとって必要なことなのだろう、と。
まちの未来はもちろん、世界の未来、人類の未来は、すべての1人ひとりの子どもたちの未来でもあります。
「その子にとっての正解」
を応援できるようなことを、COMPANY43はもちろん、
様々な仕事の中で一歩ずつやって行きたいと思う今日この頃です。
次号でCOMPANY 43も5周年を迎えます。
皆様のご支援のおかげです。ありがとうございます。
それに向けての特集を考えておりますので、ぜひご期待ください。
よろしくお願いいたします。
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